音楽・映画

2004年09月22日

パリに地下社会?

Yahooニュースを見ていたらこんな記事があった。

パリの地下に秘密社会? 古代トンネルにバー付き映画館
パリ中心部の下を迷路のように走っているといわれるトンネルで、何者かがつくった秘密の映画館が発見され、パリ市警察は、文字通りの“地下社会”が数年前からできているのではないかとみて調べている。

黄金の7人これは凄い。さすがパリジャン。
記事によると画家や写真家などの芸術家集団が作ったのだろうとのこと、粋だ!

パリの地下トンネルと言えば実際にあった事件で、トンネルから横穴を掘って銀行の金庫の中身をかっさらって行った強盗団がいて、その犯人は今でも逃亡中だという。さすがルパンを生んだ国だ。
ちなみにそれを元に作られたのが「黄金の7人」って映画なんだけど、最近では「オーシャンズ11」の方が知られてるのかも?

しかし、別の側面もあるだろう。私も一時期パリに住んでたのだけど、確かに現在のパリは「芸術」とは程遠い。
街に溢れかえる観光客の群れ。似合わないブランド物を身につけた日本人、集団で大声でねり歩く韓国人、どこに行くにもTシャツにポーチのアメリカ人
現在のパリは芸術家にとっては苦痛なだけなのかもしれない。
そんな彼等が作り上げた楽園が「地下社会」だったのだろう。

デリカテッセン地下社会で思い出したのだけど、デリカテッセンという映画にも地下社会が出てくる。地下というよりも「地底」なのだが。

舞台はやっぱりパリ。核戦争後の肉屋兼下宿屋で、そこの主人は下宿人を「デリカ」の食材にしてるという・・・・。
文章だけ見るとホラーみたいだけど、シュールかつブラックなコメディです。
地下にゴミを捨てる配管みたいなのがあって、その奥には「地底人」が住んでいるのだけど、その「地底人」がどうみてもスキューバダイビングの恰好だったんで一人で爆笑した記憶があります。
監督はあの「アメリ」や「ロスト・チルドレン」のジャン=ピエール・ジュネ

この記事を見てなんとなくもう一度見たくなったのだけど、こんなマニアックなのレンタルではないだろうし・・・・また出費が増えそうです。

続・黄金の七人 レインボー作戦
デリカテッセン
アメリ
ロスト・チルドレン

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marusukekun at 02:23|PermalinkComments(0)

2004年09月21日

一心同体少女隊

syojyotai
最近、有名人がblogを作る事が多いようだ。特にlivedoorはプロレス関係の人達のblogが増えてきた。

プロレス関係の人達のblogの紹介は後々していくとして、8月29日の雑感で元少女隊の安原麗子さんのHPを紹介したけど、blogもはじめたらしい。
あくまで「お知らせ用」で本格的な日記・雑感ではないのが少し残念だ。日記とかだったらめっさトラックバック送るのに(笑)

そういえば、11月にベストアルバム「ゴールデン☆ベスト」が発売になるらしい。きっと私は買ってしまう(笑)
面白いのが本人はこのアルバムの発売を知らず、掲示板でファンに教えられて初めて知ったみたい。

うーん・・・・そういうもんなのだろうか?
なんか何かを垣間見れたみたいで面白かった(笑)
それにしてもリンクとか宣伝とかしないで40000アクセス。羨ましい限りです。

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marusukekun at 14:48|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2004年08月29日

ライトなポップをキッチュに奏でてNO1

fineギタリストのChar曰く「80年代は音楽が無かった時代」だそうだ。
私はCharが大好きで家でスコッチを飲むときは必ずと言っていいほど彼のアルバムをかけるのだが、この言葉には反対だ。
ニューエイジやJ-POPの軽薄な音を嫌う彼の信条は察するけど、その軽薄さとくだらなさが最高の時代だったと私は思うのです。

という訳で、「FINE」というCDを借りてきました。80年代のしかも中盤の最も軽薄だった時代のいわゆるディスコ音楽を集めたものです。
リックアストリー、バナナラマ、マイケル・フォーティナティーなどなど・・・・ほんと身震いするようなラインナップ(笑)
個人的には「スカイハイ」が収録されてるところに曲を選んだ人間との同世代感を感じます。

このアルバムを聞きながら、最近は「カッコイイと言われてるものをカッコイイと思いながら聞く」人が多いなとしみじみ思ったのです。
ロック全般・・・エアロスミスとかそういう「30代後半40代の人が勧めるロックはカッコイイ」という幻想を持った若い人が多い気がするのです。特にWWE好きの人に。
確かにカッコイイし、私もよく聞くんだけどなんだか本当に自分が好きで聞いてる人って最近少ないよなぁ。まぁ、私が学生の頃に70年代に憧れたのと同じような感覚なのかもしれないが、昔はもっと自分の感覚を大事にしてたような。
なんていうか押尾学みたいな「俺ってこんな音楽聞いてるんだ、恰好いいだろ?」的な奴等があまりにも多すぎだと思うのです。

たまにはミーハー心をフルに発揮して、馬鹿になるのも一興だと思う今日この頃。
ギターの神様Charも昔は「闘牛士」なんて歌ってた訳だしね(笑)



syoujyotaiミーハー繋がりで「少女隊」の話題を(笑)
私は超ミーハーなんですが、80年代のアイドルだけは苦手だったんですよねぇ。頭大きくて、歌が下手糞で・・・そして何より可愛くないってので。

でも、少女隊だけは私の中で別格。
YMOが作曲してたり、普通にセミヌードっぽいことをやってみたり、初代引田天功の娘がメンバーだったり、笑っていいともでその引田天功の娘さんが「私たちはB級アイドルですから」と言い切ってしまったり。当時としては画期的なアイドルでした。

何故少女隊の話題かって言うと、最近その少女隊のメンバーだった安原麗子さんのHPを発見してしまったのです。
すんごい素人臭いつくりで、掲示板の書き込みなんか本人が一番多かったり、普通にお茶会(ファンの集い?)開いてたり。
あまりに「近い」感じのサイトなんでよく見にいってます。なかなか面白いので、興味のある方は覗いてみるのもいいかも。
ちなみに本日29日はお茶会開催してるみたいですね(笑)

安原麗子公式ホームページ
DISCO FINE-PWL HITS and Super Euro Trax-

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marusukekun at 18:06|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2004年08月27日

アイルランドパンク

097be319.jpg私は人に「好きな音楽は?」とか聞かれたり、プロフィールに好きなアーティストを書いたりするときに必ず「ポーグス」と答える。
しかし、少なくとも私の周りに知ってる人は皆無に等しくネットでも一人しか出会った事がない。
マイナーと言えばマイナーなのだが、UKシーンでは一時期旋風を巻き起こしたバンドなんでここまで知られてないとは正直思っていませんでした。
知って欲しいって事で「このCDを聞け」のところにベストアルバムをリンクしてみた次第なのですが・・・・アマゾンのレビューでもてんでどんな音楽なのか解らない。
どんなバンドなのか「アイリッシュ・ロック」とは一体何なのか?

普通なら「聞いてみて下さい」で済むとこなんだろうけど、なんとなく私の思ってる彼等のイメージをば。
正直「ロック」ではありません。普通に何の情報もなく「音」だけ聞いたら民族音楽にしか聞こえません。しかし、そこにあふれる彼等のパンク魂が何故か"ニヤリ"とさせる音楽。
彼等が言った言葉に「パンクをやってる奴等はパンクバンドではない」「俺たちはロックバンドさ。だってグループで楽器弾いててボーカルが歌ってるだろ?」というのがある。まさにこれらが彼等の音楽を全て言い表してるような気がするのです。
あえて言えば、彼等こそ唯一のパンクバンド

そういえば仏在住時代にリヨンのライブハウス(バー)で偶然ライブを見たのが最初で最後の彼等の姿でした。後になって知ったのですが、直後に内部分裂を起こし音楽自体からも遠ざかったってしまったとのこと。(その後復活し、全く違った意味でのデタラメ音楽をしてるという話ですがw)

ちなみにポーグスになる前のバンド名「ニップル・イレクターズ(乳首勃起させ屋)」てのが彼等のパンク魂を感じさせてくれます(笑)
とにかくお勧めです。聞いてみて下さい。

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marusukekun at 23:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

ドイツ映画と言えば

1ae5d797.jpg私がよく立ち寄るUSA-P様の日記にドイツ映画について書いてあったんで、私のお勧めを。

フランスとの合作なんで純粋なドイツ映画とは言えないけど「ベルリン天使の詩」と続編の「時の翼にのって」がまず第一に浮かびます。
ベルリン〜はカンヌで監督賞をとってるので結構有名だけれども、時の翼〜は結構知られていない。

ハリウッドの駄作「シティ・オブ・エンジェル」のオリジナル版という不名誉な冠を与えられてしまって、本来の素晴らしさが忘れられがちなこの作品。
先入観を失くしてしまえばかなりの良作です。
特にあまり知られていない続編の「時の翼にのって」は私の中では今まで見た映画のでも印象に残る作品だったりします。
「白黒は天使の視点」「カラーは人間の視点」これを発見するまでに数年かかりましたが(笑)

個人的には脇役でしかも本人役で登場する刑事コロンボさんが愛しい作品です。

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marusukekun at 20:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)